旅人略歴

当麻実(とうま・みのる)


 1943年埼玉県所沢市生まれ。所沢高校、明治大学法学部卒業。雑誌編集者をへて1995年から所沢市議会議員4期連続当選した。現在、江戸城天守を再建する会、ところざわ倶楽部、アジア研究会、所沢インターナショナルファミリー、所沢市国際友好委員会などに所属。妻の当麻よし子は前所沢市長。二人の孫がいる。70代に入ってから健康と歴史の勉強のために、「東海道53次」「中山道69次」「甲州街道」、そして今回の「日光街道、奥州街道」の旅を終えた。これで目標の五街道は3年3ヵ月で完歩できた。

〈ひとり旅エピソード〉
 タバコは50年間喫煙をしていたが、2012年にピタッとやめた。海外は1973年からでかけているが、ニコチン依存のため、まず空港の喫煙場所をみつけるのに一苦労。ひとり旅で、2005年英国の友人を訪ねに、極東のウラジオストックからモスクワ経由でロンドンまでの1万3千キロを列車で通したこともある。当時は車両連結付近の喫煙はOKだった。最近、西アフリカ(ナイジェリア、ベナン、トーゴ、ガーナ)などを旅したが、いまや紫煙をくゆらす必要はなくなった。

〈旅の感染症予防〉
 2000年7月、バス旅行(USA)で足の傷口から感染症にかかった。痛い足をひきずりやっと帰国。翌日、救急車で運ばれ、即入院という経験がある。感染症で思いだすのは西アフリカの旅。西アフリカは感染症の多発地帯。渡航前に黄熱病のワクチン、マラリア予防薬、さらに破傷風、A型肝炎、髄膜炎菌予防のワクチンの接種をうけた。こんなに多くの予防接種は初めてだった。幸い感染症にはならなかった。今回の五街道の旅では病気などの体調不良は全くなかった。


TOP